クビアカツヤカミキリの懸賞金2026|報奨金がある地域まとめ

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※2026年8月14日時点の情報です。
※懸賞金・奨励金を申請する際には自治体の最新の情報を確認してください。

「クビアカツヤカミキリを捕まえると100円もらえるらしい」「群馬県では300円?」「大阪なら500円?」と聞くと、見つけたついでに駆除して報酬も受け取れるなら参加してみたいと思いますよね。

ただ、2026年のクビアカツヤカミキリの懸賞金を調べてみると、話はそれほど単純ではありません。

全国共通の懸賞金制度があるわけではなく、自治体ごとに「現金」「地域通貨」「プリペイドカード」「景品」など仕組みがかなり違います。さらに、対象者、捕獲場所、受付期間、持ち込み方まで細かく決められています。

例えば、埼玉県川島町では2026年度に成虫1匹につき100円の駆除奨励金が用意されました。しかし申請が相次ぎ、2026年7月16日に予算上限へ到達して受付を終了しています。

一方、群馬県高崎市では2026年8月3日から、クビアカツヤカミキリ1匹につき300円分の電子地域通貨「高崎通貨」を交付する事業が始まりました。つまり、「昔見た100円という情報」を頼りにするのではなく、捕獲する地域と2026年現在の制度をセットで確認することが大切です。

この記事では、2026年8月14日時点で確認できる自治体の公式情報をもとに、クビアカツヤカミキリを駆除するとお金や景品がもらえる主な地域と、その条件をまとめます。

この記事で分かること
  • 2026年に懸賞金や報奨金がある主な地域
  • 1匹100円や300円は今ももらえる?
  • 現金や景品を受け取るための条件
  • 捕獲するときに守らなければならないルール
目次
  1. 2026年の懸賞金一覧
  2. 川島町は1匹100円
  3. 高崎市は1匹300円分
  4. 小山市は10匹500円
  5. 茨城県は10匹500円分
  6. 大阪府は景品を狙う方式
  7. 懸賞金は全国共通ではない
  8. 100円や500円の違い
  9. 報奨金を受け取る条件
  10. 生きたまま運んではダメ
  11. クビアカを見分ける方法
  12. なぜ報奨金まで出るのか
  13. 捕まえる前に確認すること
  14. 懸賞金目的の注意点
  15. 今後制度が増える可能性
  16. 報奨金のよくある質問
  17. 2026年の懸賞金まとめ

2026年の懸賞金一覧

まず気になるのが、「結局どこで、いくらもらえるの?」というところでしょう。2026年に確認できる代表的な制度を比べると、同じクビアカツヤカミキリの駆除でも内容はかなり違います。

地域2026年の内容主な対象8月14日時点
埼玉県川島町成虫1匹100円埼玉県内在住者受付終了
群馬県高崎市1匹300円分の高崎通貨高崎市民受付期間中
栃木県小山市10匹500円一定条件を満たす小山市民制度あり
茨城県10匹500円分小学生以上の茨城県民実施中、一部終了あり
大阪府捕獲数上位者へ景品原則どなたでも参加可8月28日まで予定

ここで覚えておきたいのは、ネット上でよく使われる「懸賞金」という言葉です。自治体の正式名称では、奨励金、報奨金、奨励品、捕獲イベントなど別の名称が使われています。

また「1匹100円」「1匹300円」のように匹数に応じて受け取れる地域がある一方、大阪府のように捕獲数を競って上位者が景品をもらう方式もあります。

金額だけで参加先を決めないでください。
対象地域外で捕獲した個体は対象にならない場合がありますし、住民要件がある制度もあります。さらに予算上限に達すると予定より早く終了することがあります。

川島町は1匹100円

2026年にクビアカツヤカミキリの懸賞金が一気に注目されたきっかけの一つが、埼玉県川島町の駆除奨励金です。「クビアカツヤカミキリ100円」という検索をした人の多くが、この制度を探しているのではないでしょうか。

2026年度は受付終了

川島町では2026年度、クビアカツヤカミキリによる樹木被害を減らすため、駆除した成虫1匹につき現金100円を交付する制度を実施しました。

対象者は川島町民だけではなく、埼玉県内に住んでいる人です。当初の申請期間は2026年6月1日から9月30日までとされ、平日の午前9時から午後5時まで受け付ける予定でした。

ところが予想を上回るペースで利用されました。

川島町によると、補正予算による受付継続後も申請が相次ぎ、7月16日に2026年度分の受付を終了。最終的には約7万匹が駆除され、予算額は700万円に達しています。

つまり、2026年8月14日現在は、川島町へクビアカツヤカミキリを持って行っても、この年度の100円の奨励金を新たに申請することはできません。

ワンポイントアドバイス

「9月30日までと書いてあるから、まだ間に合う」と思いやすいところです。ただし制度には予算上限があります。クビアカツヤカミキリの報奨金は、終了予定日よりも「現在受付中か」を見るのが大事ですよ。

持ち込みにも条件がある

川島町の制度では、捕まえた虫をそのまま役場へ運べばいいわけではありませんでした。

クビアカツヤカミキリは特定外来生物です。このため、生きた状態で持ち運ばず、その場で駆除してから持参するよう町から案内されています。

さらに、個体を確認するときは、クビアカツヤカミキリの特徴である胸部、つまり首のように見える赤い部分を確認できるものを1匹として数える仕組みでした。

私有地へ勝手に入り込んで捕獲することもできません。サクラがたくさんある場所を見つけたとしても、土地の所有者の許可なく立ち入るのは避けましょう。

高崎市は1匹300円分

「クビアカツヤカミキリの懸賞金は群馬県にもある?」と調べている人が2026年に確認しておきたいのが、高崎市のクビアカハンター報奨金事業です。

高崎通貨で300円分

高崎市では、市内でクビアカツヤカミキリの成虫を捕殺した市民を対象に、1匹につき300円分の電子地域通貨「高崎通貨」を交付しています。

現金300円がその場でもらえる制度ではありません。

高崎通貨カードによる交付となり、この事業で受け取った高崎通貨は交付年度の3月31日までが使用期限です。また現金化はできません。

検索すると「クビアカツヤカミキリ300円」という数字だけが目に入りますが、正確には1匹300円分の地域通貨と覚えておくと分かりやすいでしょう。

対象者は高崎市民

対象になるのは、高崎市の住民基本台帳に登録されている人です。未成年者が捕獲した場合には、保護者が申請する形になっています。

さらに重要なのが捕獲場所。

高崎市内に生息している成虫を市内で捕殺したものが対象です。他県や高崎市外で捕まえたクビアカツヤカミキリを持参しても、この報奨金の対象にはなりません。

申請時には本人確認書類と捕殺した成虫の死骸などを所定の窓口へ持参します。死骸は透明な袋などに入れるよう案内されています。

また、捕獲してから長時間たつと特徴的な赤い胸部が黒っぽく変色し、種類を判定できず対象外になる可能性があるとの注意もあります。

申請は8月31日まで

2026年の申請期間は、8月3日から8月31日までの平日です。

ただし、ここにも大切な条件があります。受付期間中であっても、申請額が予算額へ達した時点で終了します。

川島町では実際に予定よりかなり早く終了していますから、高崎市についても「8月31日まで絶対にもらえる」と考えないほうがいいでしょう。

2026年8月14日時点のポイント

高崎市は1匹300円分の高崎通貨。対象は高崎市民で、高崎市内で捕殺した成虫に限られます。予定上は8月31日までですが、予算到達時には早期終了します。

小山市は10匹500円

栃木県小山市にも、クビアカツヤカミキリの防除奨励金制度があります。ただし川島町や高崎市のように「1匹を持参するたびに○円」という仕組みとは少し違います。

1匹50円相当になる

小山市内で捕殺したクビアカツヤカミキリの成虫について、1匹につき捕殺確認証1枚が交付されます。

その捕殺確認証を10枚集めると500円の奨励金を申請できます。単純に換算すると1匹50円相当ですが、基本単位は「10匹で500円」です。

さらに同じ年度で受け取れる奨励金は、1人につき5,000円までとなっています。

検索結果だけを見ると「クビアカツヤカミキリ500円」と表示されることがありますが、1匹500円ではありません。ここはかなり間違えやすいポイントです。

受け取れる人にも条件

小山市の制度を利用できるのは、誰でもというわけではありません。

小山市の住民基本台帳に登録されていて、市税の滞納がないことなどが条件です。また、クビアカツヤカミキリの防除を仕事として行っている人は対象外とされています。

もちろん、小山市外で大量に捕まえて持ってくる方法も対象にはなりません。小山市内で捕殺した成虫であることが基本です。

生きたまま運ばない

小山市も、生きたクビアカツヤカミキリを持ち運ばず、捕獲した場所で必ず殺すよう明確に案内しています。

「役所の人に本物か確認してもらいたいから、生きた状態で持って行こう」という判断はしないでください。

特定外来生物という位置づけを理解したうえで、自治体が決めた方法に従うことが参加の大前提です。

茨城県は10匹500円分

茨城県では2026年、「いばらきカミキリみっけ隊」という県民参加型の取り組みが実施されています。

クビアカツヤカミキリだけではなく、同じく特定外来生物であるツヤハダゴマダラカミキリも対象です。

プリペイドカードを交付

対象となる外来カミキリムシの成虫を退治し、指定された窓口へ持参すると、10匹につき500円分の汎用プリペイドカードと交換できます。

クビアカツヤカミキリだけで10匹そろえる必要はありません。クビアカツヤカミキリとツヤハダゴマダラカミキリを合わせて10匹にする場合も対象になります。

このため「クビアカツヤカミキリ500円」と検索した場合、この茨城県の制度が候補として出てくることがあります。しかしこちらも、1匹500円ではなく10匹で500円分です。

10匹未満でも景品あり

面白いのは、10匹未満でも参加できることです。

対象の外来カミキリムシを10匹未満持参した場合でも、先着で限定の防災グッズや缶バッジなどを受け取れる制度になっています。

ただし景品は数量限定。なくなれば終了します。

対象者は小学生以上の茨城県民で、小学生や中学生が奨励金やグッズを受け取る際には保護者などの付き添いが必要です。

古河市ではすでに終了

茨城県の制度でも、「9月までだから県内ならまだ大丈夫」とは限りません。

2026年8月14日時点で、茨城県公式ページでは古河市について奨励金の割当枚数に達し、奨励金の贈呈を終了したと案内されています。

そのほかの窓口でも、予算上限へ達すれば期間途中で終了する可能性があります。

活動期間そのものは2026年6月から9月末までですが、プリペイドカードと限定グッズは在庫や予算に左右されるもの。持ち込む前の確認は欠かせません。

ワンポイントアドバイス

同じ県の制度でも、受付窓口ごとの配分によって終了時期が違う場合があります。「茨城県が実施中=近所の窓口でも必ずカードをもらえる」ではないので、出発前に最新情報を見てくださいね。

大阪府は景品を狙う方式

「クビアカツヤカミキリ 大阪 500円」と検索している人もいますが、2026年の大阪府で行われている代表的な取り組みは、1匹ごとに固定金額を支払う制度ではありません。

大阪府が実施しているのは、「サクラを守れ!クビアカツヤカミキリ 夏の陣 2026」という捕獲イベントです。

捕獲数の上位者に景品

イベント期間中にクビアカツヤカミキリを捕獲し、捕獲数を競います。

2026年の開催期間は6月1日から8月28日まで。参加費は無料で、参加資格は原則として誰でも参加できます。ただし中学生以下は保護者の同意が必要です。

そして気になる景品は次のようになっています。

順位 2026年の景品
1位~5位 天王寺動物園ガイドツアー招待券、セレッソ大阪グッズ、Amazonギフト券15,000円分
6位~10位 天王寺動物園ガイドツアー招待券、セレッソ大阪グッズ、Amazonギフト券8,000円分
11位~20位 天王寺動物園ガイドツアー招待券、セレッソ大阪グッズ、Amazonギフト券5,000円分

つまり大阪府の場合、「クビアカツヤカミキリを1匹捕まえたら500円」という内容ではありません。

たくさん捕獲した参加者の上位20人へ景品が贈られる大会方式です。

堺市で1匹100円ではない

検索では「クビアカツヤカミキリ 堺市 100円 2026」のような言葉も見られます。

しかし、2026年の大阪府「夏の陣」において、堺市で捕まえれば成虫1匹につき100円が支払われる、という府の共通制度ではありません。

堺市は大阪府の「夏の陣」の共催自治体の一つで、6月27日には大蓮公園で大会も開催されています。ただ、2026年の夏の陣で示されている報酬は、捕獲数上位者への景品です。

検索キーワードに「100円」「500円」と入っていても、その数字が「1匹あたりの金額」なのか、「10匹分」なのか、「景品額」なのかまで確認する必要があります。

大阪府の2026年夏の陣は、枚方市、大阪市、東大阪市、八尾市、柏原市、藤井寺市、太子町、河南町、富田林市、河内長野市、大阪狭山市、堺市、和泉市、泉大津市などと連携して実施されています。

懸賞金は全国共通ではない

ここまで見てくると、「クビアカツヤカミキリって全国で駆除したらお金がもらえる虫なんだ」と感じるかもしれません。

しかし、そうではありません。

国から賞金が出る制度ではない

クビアカツヤカミキリは外来生物法に基づく特定外来生物ですが、国が全国一律で1匹○円という懸賞金を支払う仕組みではありません。

今回紹介しているのは、被害が広がっている自治体などが、それぞれ独自に実施している制度です。

だからこそ、埼玉県では100円、群馬県高崎市では300円分、小山市では10匹500円、茨城県では10匹500円分、大阪府では順位に応じた景品という違いが生まれています。

制度がない地域も多い

2026年8月現在、クビアカツヤカミキリは日本国内の21都府県で確認されています。

しかし、発生が確認されている21都府県すべてで報奨金が用意されているわけではありません。

発見情報の提供だけを求めている自治体、捕殺への協力を呼びかけている自治体、被害木の処理を支援している自治体など対応はさまざまです。

「うちの県にもクビアカツヤカミキリがいる=懸賞金もある」とは考えず、市町村や都府県の公式情報を確認してください。

毎年同じとも限らない

2026年に実施された制度が2027年にも続くとは限りません。

反対に、現在は懸賞金のない地域でも、今後被害が増えることで新たな制度が作られる可能性はあります。

対象者や単価が変わったり、現金から地域通貨へ変更されたりすることも考えられるでしょう。

特にクビアカツヤカミキリは分布域が変化しています。2026年だけでも新たな県で確認されているため、「去年の記事に書いてあった」という理由だけで判断しないことが大切です。

100円や500円の違い

クビアカツヤカミキリの懸賞金を検索すると、「100円」「300円」「500円」という数字が次々出てきます。ここを一度まとめておきましょう。

100円は川島町

2026年に話題になった「1匹100円」は、主に埼玉県川島町の駆除奨励金です。

対象となったのは成虫で、1匹につき現金100円。ただし2026年度は約7万匹分に達し、7月16日に受付終了となりました。

そのため、「2026年は川島町なら1匹100円もらえる」という説明だけでは現在は不正確です。

300円は高崎市

2026年の「1匹300円」は群馬県高崎市。ただし、現金ではなく300円分の高崎通貨です。

対象は高崎市民で、市内で捕殺したクビアカツヤカミキリに限られます。

この制度も予算上限があります。

500円は1匹とは限らない

500円については特に注意してください。

栃木県小山市は10匹で500円。茨城県のいばらきカミキリみっけ隊も、対象となる外来カミキリムシ10匹につき500円分です。

つまり、どちらも単純換算すれば1匹50円相当。

さらに大阪府では固定単価そのものがなく、上位入賞者に5,000円分以上のAmazonギフト券などを含む景品が用意されています。

「クビアカツヤカミキリ500円」という検索結果だけを見て、1匹500円と思わないようにしましょう。「何匹で」「現金なのか」「カードなのか」「順位制なのか」まで見る必要があります。

報奨金を受け取る条件

お金や景品が出る制度は魅力的ですが、「捕まえた数だけ持って行けばOK」というものではありません。自治体ごとの条件を外すと、せっかく駆除しても対象にならない場合があります。

対象地域を確認する

まず確認したいのが、どこで捕獲した個体が対象になるかです。

例えば、高崎市の報奨金は高崎市内で捕殺した成虫が対象。小山市も小山市内で捕殺した成虫を対象としています。

隣の自治体まで探しに行き、そこで捕獲した虫を持ち込むような方法は避けましょう。

大阪府のイベントについても、参加登録や集計方法など定められた手順に沿って参加する必要があります。

対象者を確認する

次に見るのが住所などの条件です。

川島町の2026年度制度は埼玉県内在住者、高崎市は高崎市民、小山市は小山市に住民登録がある人など、範囲が異なります。

一方、大阪府の夏の陣は原則として誰でも参加できます。

つまり、「旅行先で見つけたから報奨金をもらおう」と考えても、その地域の住民でなければ対象外になる場合があります。

対象は基本的に成虫

報奨金制度では、成虫の捕殺数を基準にしているものが中心です。

木の根元からクビアカツヤカミキリ特有のフラスを見つけても、「フラス1か所で100円」といった仕組みではありません。

幼虫についても同様で、木の内部にいる幼虫を自分で掘り出して数を稼ぐような行為は、樹木を傷めたり所有者とのトラブルになったりするため避けるべきです。

フラスや被害木を見つけた場合は、その地域が案内している報告窓口へ情報を提供するのが基本になります。

受付期間を確認する

制度にはほぼ必ず受付期間があります。

しかも注意したいのは、カレンダー上の終了日だけではありません。

「予算額に到達したら早期終了」という条件が付く制度があるからです。

川島町の2026年度制度は、その典型例でした。当初9月30日までの予定だったにもかかわらず、7月16日に終了しています。

捕獲してから「もう受付が終わっていた」と気づかないためにも、先に確認しておくほうが確実でしょう。

生きたまま運んではダメ

クビアカツヤカミキリの懸賞金について調べるなら、金額以上に知っておかなければならないことがあります。

クビアカツヤカミキリは特定外来生物です。

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その場で捕殺する

環境省によると、クビアカツヤカミキリは2018年1月に外来生物法に基づく特定外来生物へ指定され、原則として生きたままの移動や飼育などは禁止されています。

(出典:環境省「クビアカツヤカミキリの関連情報のリンク集」)

自治体の奨励金制度でも、生きたまま窓口へ持ち込まず、捕獲場所で殺してから持参するよう繰り返し注意されています。

「本物かどうか自信がないから役所へ生きたまま持って行く」という方法も避けてください。

種類が分からない場合は、その場で写真を撮って自治体へ相談するなど、地域の案内に従いましょう。

虫かごに入れて帰らない

子どもと虫取りをしていて見つける可能性もあります。

胸が赤くて見た目も特徴的なので、「珍しいカミキリムシだし、家で観察してみよう」と思うかもしれません。

しかし、クビアカツヤカミキリだった場合、生きたまま自宅へ持ち帰るのは避けなければなりません。

一般的なカブトムシやカミキリムシを捕まえたときと同じ感覚で扱わないようにしましょう。

私有地に入らない

報奨金があるからといって、他人の庭、農地、果樹園などへ勝手に入って探すことはできません。

特にクビアカツヤカミキリはサクラだけではなく、ウメ、モモ、スモモなどにも寄生します。そのため果樹園で見つかることもあります。

高崎市や川島町でも、土地所有者の許可なく私有地などへ立ち入らないよう明記されています。

報酬より、まず安全とルール。ここは外せないポイントです。

ワンポイントアドバイス

報奨金があると「たくさん探そう」とゲーム感覚になりやすいですが、他人の土地へ入ったり、道路へ急に飛び出したりしてはケガをする恐れやご自身が人に迷惑をかけてしまう可能性があります。虫を見つけても、周囲の安全を確認してから対応してください。

クビアカを見分ける方法

奨励金の対象になるには、当然ながらクビアカツヤカミキリでなければなりません。似た虫を大量に集めても対象にはならないので、特徴を覚えておきましょう。

黒い体と赤い胸が目印

成虫の一番分かりやすい特徴は、光沢のある黒い体と鮮やかな赤色の胸部です。

体長はおおむね2~4cm程度。赤い部分は名前から「首」と思われがちですが、昆虫の体でいう前胸部です。

ぱっと見たときは、「全身が黒っぽい大きなカミキリムシなのに、首のような部分だけ赤い」という印象になります。

オスは触角が体よりかなり長くなる傾向があり、メスは触角が比較的短めです。

フラスでも被害を探せる

成虫そのものが見つからなくても、被害木を見つける大きな手がかりがあります。

それがフラスです。

フラスとは、木の中にいる幼虫が出すフンと木くずなどが混ざったもの。被害が進んだ木では、幹の穴から茶色っぽいフラスが押し出され、木の根元へ大量にたまることがあります。

形は細かいおがくずだけではなく、挽き肉や太い麺のようにつながって見えることもあります。

サクラ、ウメ、モモ、スモモなどの幹の下に不自然な木くずが大量に落ちていたら、自治体へ情報提供するきっかけになります。

発生時期は夏が中心

クビアカツヤカミキリの成虫は、地域差はありますが5月末ごろから8月ごろに見られることが多く、特に6~7月が活動の目立つ時期です。

だからこそ、自治体の捕獲イベントや報奨金事業もこの時期に集中しています。

2026年8月14日はすでに成虫発生期の後半。これから探す場合は、受付終了日だけでなく、その地域で現在どの程度成虫が活動しているかも意識するといいでしょう。

なぜ報奨金まで出るのか

「虫1匹を捕まえるだけで、なぜ自治体がお金を払うの?」と不思議に感じる人もいるでしょう。

理由は、クビアカツヤカミキリによる被害が単なる虫食いでは済まないからです。

サクラや果樹を枯らす

幼虫はサクラ、ウメ、モモ、スモモなどの木の内部へ入り込み、長期間食害します。

外から葉を少しかじる程度なら木への影響は限られますが、クビアカツヤカミキリは幹の内部を食べ続けるため、被害が進むと樹木そのものが衰弱します。

さらに何匹もの幼虫が入り込めば被害は大きくなり、最終的に枯れる可能性もあります。

公園や街路樹のサクラが失われるだけでなく、モモやウメなどの果樹園へ広がれば農業被害にも直結します。

2026年は21都府県で確認

環境省の2026年8月時点の情報では、クビアカツヤカミキリは21都府県で発生が確認されています。

(出典:農林水産省「クビアカツヤカミキリに関する情報」)

確認されているのは、愛知県、埼玉県、徳島県、大阪府、群馬県、東京都、栃木県、和歌山県、奈良県、茨城県、三重県、神奈川県、兵庫県、京都府、千葉県、滋賀県、岐阜県、山梨県、香川県、岡山県、長野県です。

特に2026年には岐阜県、山梨県、香川県、岡山県、長野県でも確認され、分布状況は今も変化しています。

こうした背景から、成虫を1匹でも減らし、次の世代の産卵を抑えることが重要になります。

繁殖を防ぐ意味がある

成虫を捕殺する大きな意味は、その個体を1匹減らすことだけではありません。

クビアカツヤカミキリのメスは多数の卵を産むため、産卵前の成虫を捕殺できれば、その後生まれる幼虫を減らすことにもつながります。

幼虫は一度木の内部へ入ってしまうと、外から見つけるのが難しくなります。

だからこそ、外へ出て活動している成虫の時期に住民も参加して捕獲する仕組みが採用されているのでしょう。

捕まえる前に確認すること

ここまで読んで「近くでもやっているなら探してみよう」と思った人もいるでしょう。参加するなら、虫を探し始める前に次の順番で確認するのがおすすめです。

自治体公式ページを見る

まず「クビアカツヤカミキリ+自治体名+奨励金」「クビアカツヤカミキリ+自治体名+報奨金」などで自治体の公式ページを確認します。

ニュース記事やSNSは制度を知るきっかけとして便利ですが、掲載された時点から状況が変わっていることがあります。

特に川島町のように、当初の受付期間を待たず終了するケースがあるため、最新更新日と受付状況を見てください。

対象者と捕獲場所を見る

次に、自分が対象者か確認します。

県民なら参加できるのか、市民限定なのか、年齢条件があるのか。ここを先に確認すれば、対象外の制度のために時間を使わずに済みます。

同時に、対象となる捕獲場所も確認しましょう。

制度を実施している市の住民だからといって、どこで捕獲したクビアカツヤカミキリでも対象になるとは限りません。

持ち込み方法を見る

最後に、捕殺した虫をどう持ち込むのか確認します。

透明な袋へ入れる、種類ごとに分ける、本人確認書類を持参する、申請書を用意するなど、制度によって手続きは違います。

また窓口の受付は平日のみというケースもあります。

捕獲後に条件を調べるより、最初に一通り確認しておいたほうがずっとラクです。

捕獲前の確認順

「今も受付中か」→「自分は対象者か」→「どこで捕獲した個体が対象か」→「いくら・何がもらえるか」→「どう捕殺して持参するか」の順番で確認すると間違いにくくなります。

懸賞金目的の注意点

クビアカツヤカミキリの駆除制度は、地域の樹木を守るために市民が参加できる面白い仕組みです。ただ、お金だけに目が向くと、本来の目的から外れてしまうことがあります。

無理に大量捕獲しない

1匹300円と聞けば、10匹で3,000円、100匹なら3万円と計算したくなるところ。

しかし、報奨金制度は副業や収入源として設けられているものではなく、地域住民に防除へ協力してもらうための仕組みです。

予算には限りがありますし、私有地への侵入や危険な場所での捕獲までして数を追うべきではありません。

たまたま地域の公園や許可された場所で発見したときに、安全に協力するくらいの感覚がちょうどいいでしょう。

木を傷つけない

成虫を探しているうちに、幹からフラスが出ている場所を見つけることがあります。

そこに幼虫がいる可能性はありますが、報奨金目当てで穴を広げたり、樹皮をはがしたりするのは避けてください。

公園の木や街路樹は公共物ですし、個人宅や果樹園の木なら所有者がいます。

被害の疑いがある木を見つけた場合には、所在地や写真を自治体へ伝えるほうが適切です。

報奨金より防除が目的

クビアカツヤカミキリの懸賞金について数字だけを並べると、ちょっとした宝探しのように見えるかもしれません。

でも本当の目的は、サクラやモモ、ウメなどを次の世代へ残していくこと。

自治体側から見ても、住民が成虫を探すことで被害場所を早く発見できたり、産卵前の個体を減らせたりすることに意味があります。

「1匹いくら?」の先にある目的も知って参加すると、この制度の見え方が少し変わるかなと思います。

今後制度が増える可能性

クビアカツヤカミキリの発生地域は2026年も変化しています。このため、今は報奨金制度がない地域でも、将来新しい取り組みが始まる可能性は十分考えられます。

新規確認地域は要チェック

2026年には新たに複数の県でクビアカツヤカミキリが確認されています。

発見された直後は、まず生息範囲の調査や住民からの情報提供を求める対応が中心になる場合があります。

その後、被害が広がれば捕獲イベント、防除用品の提供、被害木への補助など別の施策が始まるかもしれません。

ただし「そのうち懸賞金が出る」と断定できるものではありません。地域ごとの被害状況や自治体の方針によって対応は変わります。

毎年最新情報を確認する

この記事で紹介した金額や受付期間は、2026年度の情報です。

2027年以降にこの記事を読んでいる場合、そのまま適用されるとは考えないでください。

むしろクビアカツヤカミキリの報奨金ほど、「去年と今年で条件が変わりやすい情報」はないと言っていいかもしれません。

捕獲前に今年度のページを確認する。それだけで、かなりの行き違いを防げます。

報奨金のよくある質問

最後に、クビアカツヤカミキリの懸賞金や報奨金について特に気になりやすい疑問をまとめます。

懸賞金に関するよくある質問(FAQ)

Q1. クビアカツヤカミキリは1匹いくらですか?

A. 全国一律の金額はありません。2026年には埼玉県川島町で1匹100円、高崎市で1匹300円分の高崎通貨、小山市で10匹500円、茨城県で対象外来カミキリムシ10匹につき500円分などの制度があります。ただし川島町の2026年度分は7月16日に受付を終了しています。

Q2. 川島町では今も100円もらえますか?

A. 2026年度はすでに受付終了です。当初は9月30日までの予定でしたが、申請が相次ぎ、約7万匹分・予算額700万円に達したため2026年7月16日に終了しました。過去の記事に「9月30日まで」と書かれていても、2026年8月14日時点では申請できません。

Q3. 大阪では1匹500円もらえますか?

A. 2026年の大阪府「夏の陣」は1匹500円の固定報酬ではありません。捕獲数を競い、上位20人に天王寺動物園ガイドツアー招待券、セレッソ大阪グッズ、Amazonギフト券などが贈られる形式です。1位~5位にはAmazonギフト券15,000円分などが用意されています。

Q4. 生きたまま役所へ持って行ってもいいですか?

A. 生きたまま持ち込まないでください。クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されており、原則として生きたままの移動や飼育などが禁止されています。自治体の報奨金制度でも、その場で捕殺してから指定された方法で死骸を持参するよう案内されています。

Q5. 誰でもクビアカツヤカミキリでお金をもらえますか?

A. いいえ。高崎市は高崎市民、小山市は小山市に住民登録がある人など、制度によって対象者が決まっています。捕獲場所にも条件があります。大阪府のイベントのように原則誰でも参加できるものもあるため、参加前に自治体公式ページで対象者、捕獲場所、受付期間を確認してください。

2026年の懸賞金まとめ

2026年のクビアカツヤカミキリの懸賞金・奨励金・報奨金についてまとめると、全国一律で「1匹○円」が支払われる制度ではありません。

埼玉県川島町では1匹100円の制度が実施されましたが、2026年7月16日に予算上限へ達して終了しました。

群馬県高崎市では、高崎市内で捕殺した成虫について1匹300円分の高崎通貨を交付。2026年8月31日までの予定ですが、こちらも予算到達時には早期終了します。

栃木県小山市は捕殺確認証10枚につき500円、茨城県は対象となる外来カミキリムシ10匹につき500円分のプリペイドカード。大阪府は固定単価ではなく、捕獲数上位者へAmazonギフト券などを含む景品が贈られる形式です。

同じ虫なのに、地域によってここまで違うのはちょっと意外ですよね。

そして一番大事なのは、「いくらもらえるか」を確認する前に、「今も制度が続いているか」を確認することです。

  • 川島町の1匹100円は2026年度受付終了
  • 高崎市は1匹300円分の高崎通貨
  • 小山市と茨城県は基本的に10匹500円相当
  • 大阪府は固定報酬ではなく捕獲数上位者への景品
  • 自治体によって住民要件や捕獲場所が違う
  • 予算上限に達すると期間途中でも終了する
  • 生きたまま持ち運ばず捕獲場所で捕殺する

クビアカツヤカミキリの発生状況も自治体の制度も、2026年はかなり速いペースで動いています。この記事の情報は2026年8月14日時点のものとして、実際に参加するときには必ず自治体の最新情報を確認してください。

報奨金はうれしいおまけ。でも本来の目的は、地域のサクラやウメ、モモなどをクビアカツヤカミキリの被害から守ることです。ルールを守って1匹ずつ減らす。その積み重ねが、身近な木を残すことにつながります。

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